令和7年度「新しい東北」第4回復興ノウハウ講演会(受付中)

主催:復興庁
事務局:リベルタス・コンサルティング


復興庁では、東日本大震災からの復興に携わる被災地内外の多様な主体が、情報の共有・交換を進めることができるネットワークを整備することで、それぞれの得意分野を活かしつつ、様々な連携の推進につなげていくことを目指し、2013年に「『新しい東北』官民連携推進協議会」を設立し、関係者によるワークショップ・意見交換会の開催や、「Fw:東北 Fan Meeting」や「復興・創生の星顕彰」といった多彩な関連事業を推進してきました。

その一環として、今年度は、「復興ノウハウ講演会」をシリーズで開催します(オンライン開催)。全国どこからでも、どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。

【第4回 復興ノウハウ講演会】

復興庁ウェブサイトの「新しい東北」ページ( https://www.reconstruction.go.jp/event/ )に、次の記述があります。

震災復興の最終目標は「まちのにぎわい」を取り戻すことです。インフラや住宅等(ハード)の復旧が進みつつある中、「まちのにぎわい」を取り戻すためは、「人々の活動(ソフト)」の復興が必要です。


東日本大震災の発生から約15年。多くの被災地が人材、資金、事業継続、語り部育成といった様々な地域課題を抱えながら復興にまい進してこられましたが、1つの重要なゴールとして上記の「まちのにぎわいを取り戻すこと」を掲げてきたと思われます。しかし、被災により大きなダメージを被った地域にどうやって人の流れを作り、にぎわい創出に結びつけるかという課題は、困難を伴うとともに大きなチャレンジであったと推察されます。


そこで、4回目の復興ノウハウ講演会では、『被災地域における “にぎわい” と “交流” づくり』というテーマを掲げ、被災地においていかに人・団体等の “交流” を生み出し、それを “にぎわい” の実現に繋げていくかについて考えます。また、地域によって “にぎわい” の捉え方が異なる可能性もあることから、事例に即して “にぎわい” の具体像をイメージできる内容とする予定です。さらに、交流・にぎわいづくりは個人・団体等の単独の努力だけでは実現が困難であると考えられるため、関係主体の協力・連携の経緯や方法にも光を当てる内容とする予定です。なお、開催方法はオンラインです。


今回の講演会では、福島県大熊町を拠点とする、HITOkumalab(ひとくまらぼ)代表で米農家の佐藤亜紀さん復興庁令和6年度「新しい東北」復興・創生の星顕彰 受賞者)、大熊町社会福祉協議会 副会長ほか多様な形で復興に関与しておられる松永秀篤(ひであつ)さん、出張バー・大熊Bar mauve(バーモーヴ)店主の近藤佳穂さんのお三方を講師に迎え、失敗を恐れず、皆で盛り上がる精神で復興に取り組み、にぎわい創出の面で成果を上げている大熊町での実践について、経緯や成功要因などを語っていただきます。(講師お二方のプロフィールは後段のフライヤー[チラシ]画像に記載されております。)


本講演会は、高齢化、人口減少、市場縮小といった全国各地に共通する地域課題が顕著に発現しやすい被災地において、復興のゴールとしてにぎわいの創出に日ごろ取り組んでおられる個人・企業・団体や、それをサポートする立場にある行政や産業支援機関など、幅広い層の方々に実践的な知見を提供する機会となります。ぜひともご聴講を賜りますようお願い申し上げます。

第4回:令和7年12月11日(木)14:00~15:30(Zoomでのオンライン開催)
【テーマ】被災地域における “にぎわい” と “交流” づくり
【講演者】佐藤亜紀 氏(HITOkumalab[ひとくまらぼ]代表・米農家)、
    松永秀篤 氏(大熊町社会福祉協議会 副会長)、
    近藤佳穂 氏(出張バー・大熊Bar mauve[バーモーヴ]店主)
 (順不同)

◎ オンライン視聴の申込みはこちら

◎ 下記フライヤーのPDFファイルのダウンロードはこちら

  (※ ダウンロード後に元の画面に戻るには、ブラウザの「戻る」ボタンで切り替えてください。)

復興ノウハウ講演会シリーズの概要

開催目的

被災地の復旧・復興過程で創造・蓄積されてきた、様々な地域課題の解決に役立つ多様な教訓・ノウハウ等(「復興ノウハウ」)について、それを求めている団体等と、それを有している団体等の間で共有を図るとともに、被災地の一層の復旧・発展を目指していく主体同士の協力・連携の契機を作り出すこと。


開催要領

  • 全6回程度の講演会シリーズ
  • 2025年9月~2026年1月にかけて開催
  • オンライン配信
  • 1回あたり90分程度(有識者等による講演、質疑応答等)
  • 事前登録制・参加費無料(どなたでも参加できます)

各回の概要

第1回 

テーマ:【語り部育成講座】広報インストラクターに学ぶプレゼンテーションスキルアップ術

講 師:阿川 真由 氏(cYNDi 代表、広報PRコーディネーター)

日 時:2025年9月30日(火)14:00~15:30

※本講演会は、盛況のうちに終了いたしました。


第2回

テーマ:【語り部育成講座】震災を紙芝居で伝える

講 師:岡 洋子 氏(浪江まち物語つたえ隊 語り部、OCAFE運営)

日 時:2025年10月30日(木)14:00~15:30

※本講演会は、盛況のうちに終了いたしました。


第3回

テーマ:地域を動かす二つの力 <公益性と事業性から学ぶ事業継続のヒント>

講 師:佐々木 信秋 氏(一般社団法人トナリノ 代表理事、認定/伴走支援ファンドレイザー、評価士)、

    大林 孝典 氏(陸前高田市民エネルギー株式会社 代表取締役)

日 時:2025年11月14日(金)14:00~15:30

※本講演会は、盛況のうちに終了いたしました。


第4回

テーマ:被災地域における “にぎわい” と “交流” づくり

講 師:佐藤亜紀 氏(HITOkumalab[ひとくまらぼ]代表・米農家)[*]
    松永秀篤 氏(大熊町社会福祉協議会 副会長)
    近藤佳穂 氏(出張バー・大熊Bar mauve[バーモーヴ]店主)(順不同)

   * 佐藤亜紀氏は、復興庁令和6年度「新しい東北」復興・創生の星顕彰の受賞者でいらっしゃいます。

     ⇒ https://www.newtohoku.org/kenshou/news/R6_awards.html

日 時:2025年12月11日(木)14:00~15:30

参加のお申し込みはこちら


第5回以降の講演会につきましては、詳細が決定次第、お知らせいたします。

連絡先 復興ノウハウ講演会事務局(㈱リベルタス・コンサルティング内、担当:富永・五十嵐)
メール:fukko-meeting@libertas.co.jp