国庫補助事業「ひきこもり支援における効果的なオンラインの活用方法に関する調査研究事業」について(令和5年4月18日掲載)
株式会社リベルタス・コンサルティングは、この度厚生労働省からの補助により、「ひきこもり支援における効果的なオンラインの活用方法に関する調査研究事業」を実施し、「ひきこもり支援におけるオンライン活用ガイド」等をとりまとめました。
本調査研究では、オンラインを活用した効果的なひきこもり支援の一層の推進に資することを目的として、下記事項を実施しました。
- 自治体アンケート調査の実施:全自治体を対象に、ひきこもり支援の実施状況(対面/オンライン)、オンライン支援の中止・終了・未実施理由、オンライン支援の取組内容、今後の意向等をたずねるアンケート調査を実施しました。
- オンライン支援導入事例ヒアリング調査の実施:ひきこもり支援におけるオンラインの活用の取組を進める自治体15件に対し、オンライン支援の内容、実施状況、実施方法、支援における課題・工夫等をたずねるヒアリング調査を実施しました。
- ひきこもり支援における効果的なオンラインの活用方法の検討:オンライン居場所、オンライン相談、オンライン自立支援別に、オンラインの活用方法(タイプ)と特徴、導入ステップ、運用におけるポイント等について検討しました。
- 検討委員会の開催:専門的な観点から、調査の実施方法、調査結果の分析方法、とりまとめ方法等に関し、必要な知見等を得ることを目的に、検討委員会を4回開催しました。
上記の調査・検討を経て、下記の成果物を作成しました。
オンライン支援の導入を検討する自治体の担当者・関係者の皆様にご活用いただければ幸いです。
ひきこもり支援におけるオンライン活用ガイド
【ガイドの構成】
・オンライン支援とは
・オンライン支援導入の背景と目的
・オンライン支援の導入・実施状況(全国自治体アンケート結果より)
・オンライン支援導入のポイント
・事例に学ぶ
なお、本調査研究に際し、ひきこもり支援に関する調査研究や現場実務に長年携わる有識者及び厚生労働省をメンバーとした有識者検討会から、貴重なご意見・ご支援を賜りました。改めて御礼申し上げます。
ひきこもり支援における効果的なオンラインの活用方法に関する調査研究 有識者検討会
座長 長谷川 俊雄 氏(白梅学園大学子ども学部 教授)
委員 石崎 森人 氏(一般社団法人ひきこもり UX会議 理事/当事者発信メディア「ひきポス」 編集長)
委員 鎌倉 賢哉 氏(埼玉県ひきこもり相談サポートセンター センター長/NPO法人越谷らるご 理事長)
委員 久保 亘 氏(一般社団法人 Vielfalt 代表理事)
委員 境 泉洋 氏(NPO 法人 KHJ 全国ひきこもり家族会連合会 副理事長/宮崎大学教育学部 教授)
オブザーバー 厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課
事務局 株式会社リベルタス・コンサルティング
※ご所属・肩書は2023年3月現在